フロンティアワークス(アニメイトグループ)は2020年10月25日、アニメ「ヘタリア World★Stars」(以下ヘタリア)を2021年春から公開すると発表した。しかしインターネット上では22日ごろから、これらの情報が漏洩しており、改めて「早バレ」への警鐘を鳴らす声が相次いでいる。
「これまでと変わらない面白さと、緩さ」
同名の原作は、既刊4巻累計50万部を突破した日丸屋秀和さんによる国擬人化コメディ漫画。個人サイトでの掲載から始まり、現在は、集英社のウェブマンガサイト「少年ジャンプ+」で連載されている(ただし更新は2018年4月で止まっている)。国際関係を人間関係で表現したことや、史実やエスニックジョークを交えたコメディが人気を博している。
10月25日、新作アニメの情報とティザービジュアルが公開された。ヘタリアは2009年から11年にかけても、インターネット上で断続的にアニメが配信されており、フロンティアワークスは発表で、
「これまでと変わらない面白さと、緩さをお届けします。続報をお楽しみに!」
とコメントした。
新作のメインキャストは、過去シリーズから続投され、イタリア役を浪川大輔さん、ドイツ役を安元洋貴さん、日本役を高橋広樹さんが務めることなどが発表されている。アニメーション制作はスタジオディーンが行う。
さらに日丸屋さんの公式アカウントによれば、「ジャンプSQ.2月号(2021年1月4日発売予定)から○○○○をテーマに新連載もスタート」するという。
SNSでも大きな話題となっている今回の発表だが、同時にファンの間で改めて注目を集めているのが、一部での「早バレ」だ。インターネット上では22日ごろから、今回発表された新情報が出回っていた。ファンからはアニメ化への歓喜とともに、「ヘタリアはアニメするってどっかで早バレしてたから『ですよね』ってなった」、「早バレ知ってたから感動はないけどありがとうヘタリア」という声も上がっている。