アニメ化作品に負けない熱量の「チェンソーマン」
またSNSでは、「呪術廻戦」に次ぐ勢いがある作品が「チェンソーマン」だった。2019年1月から連載されている作品で、アニメ化などの発表はまだない。それにもかかわらずSNS上では、アニメ化作品と並ぶ勢いがある。
ツイッター上で最初に大きな話題となったのは、19年3月4日。「少年が死んだ父の借金を返す話」というタイトルで、週刊少年ジャンプ本誌に掲載された「チェンソーマン」1話全編が公開された。このツイートは大きな反響を呼び、現在までに約9.9万リツイートされ、本誌連載への注目も高まった。
この投稿を行った、同作の作者である藤本タツキさん本人もSNS上での注目が高い。藤本さんは、「ながやま こはる」という名義でツイッターを行っており、数々のツイート本文では、藤本さんの妹だと称し、女児のような日常を呟いている。このアカウントが藤本さん本人である旨は20年7月、「ジャンプルーキー」公式サイト上のブログで明かされおり、多くのファンを動揺させた。作品の内容はもちろん、このようなSNSの活用法がファンの注目を集めている。
同作の累計発行部数は8月時点で300万部ほどだったが、10月現在、420万部に到達。ジャンプの看板作品になるのではないかといった期待も寄せられている。
「アニメ発表すらないのに勢いが凄い」
「この勢いでチェンソーマンもアニメ化したらいいな」
「チェンソーマンはジャンプの看板張るだろ」
少年が死んだ父の借金を返す話 1/13 pic.twitter.com/5oskSF9xqZ
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) March 4, 2019