タカラトミー「不適切ツイート」を謝罪 物議の「リカちゃん個人情報を暴露」投稿か

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   タカラトミーのツイッター公式アカウントが、不適切な投稿を行っていたと2020年10月24日、当該ツイートを削除して謝罪した。

   当該ツイートは10月21日になされたものだった。謝罪文では、どの投稿が不適切だったかは明示されていないが、同日に自社のキャラクター「リカちゃん」について触れたものではないかとの指摘が相次いでいる。

  • タカラトミーの謝罪ツイート
    タカラトミーの謝罪ツイート
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ユーザー「冗談では済まない」

   公式アカウントは21日、「#個人情報を勝手に暴露します」というハッシュタグをつけて、「(とある筋から入手した、某小学5年生の女の子の個人情報を暴露しちゃいますね...!)」に続けて、リカちゃんの誕生日や身長・体重、「リカちゃんでんわ」の電話番号などのプロフィールを投稿していた。

   さらに「久しぶりに電話したら、昨日の夜はクリームシチュー食べたって教えてくれました。こんなおじさんにも優しくしてくれるリカちゃん...」とリプライで続けていた。これらのツイートは24日11時現在で、すでに削除されているが、Googleキャッシュには残っている。

   これが猛批判を浴びた。ツイッター上の主な批判的意見は現実の少女への犯罪を想起させる、というものである。

「冗談でも『小学生の女の子の個人情報を晒す』っていう表現方法取るのはタカトミの顧客の多くが子供のために玩具買ってる親御さんだと思うと洒落にならんわ...」
「個人的な会話であれば冗談で済まされることも多々あるかも知れませんね。でも長きに渡って夢を売るという商いであられるのですし【この時代のSNS独特のノリ】のようなものに流されてはならぬなとは感じております。線引きはきっと難しいところですがたくさんの夢を壊されませぬよう願います」
「ネタでもなんでも広告塔のリカちゃんへのリスペクトを感じられないのは嫌です。こちらにはリカちゃんに憧れていた子ども時代があるのです」

   などの抗議ツイートが多くのユーザーから投稿された。また過去にリカちゃんの関連商品に言及したツイートもユーザーにより拡散され、さらに炎上する事態となった。なおタカラトミーは、このアカウントとは別に、「リカちゃん」の公式アカウントも運営している。

   タカラトミー公式アカウントでは、24日に「10月21日に発信したツイートで不適切な表現がありましたので削除致しました。表現について至らぬ点がございましたことを心より深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」と謝罪している。

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