異例の「2020ドラフト」 佐藤輝明、早川隆久に指名集中予想も...注目すべきポイントは?

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今年もブレない日ハムのドラフト戦略

   社会人では栗林良吏投手(トヨタ自動車)がドラ1候補として注目される。栗林は2年前の2018年ドラフトで上位指名が予想されたが指名から漏れトヨタ自動車入り。社会人野球で経験を積み投球の幅が広がった右腕は即戦力として期待されている。広島、DeNA、ヤクルトが候補に挙がるなか、早川の競合を避けた球団が栗林を1位で指名する可能性もあるだろう。

   独自のドラフト戦略で知られる日ハムは、その姿勢にブレがない。今年は地元北海道出身の本格派右腕・伊藤大海投手(苫小牧駒大)を1位指名することを公表している。伊藤は駒大苫小牧高で春の選抜に出場し駒大に進学するも1年で中退。その後、苫小牧駒大に入学し直し、大学日本代表に選出された。MAX156キロを誇る地元期待の投手を日ハムが一本釣りしそうだ。

   上記の他にドラ1候補として注目されるのは、大学生では牧秀悟、五十幡亮汰の中大コンビと木澤尚文投手(慶大)だ。また、高校生では山下舜平大投手(福岡大大濠)、中森俊介投手(明石商)の評価が高く、上位指名が予想される。

   今年のドラフトは佐藤と早川に人気が集中しそうだが、何が起こるか分からないのがドラフト。今年はどのようなドラマが待っているだろうか。

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