教授は、事務を通して、「忙しいため取材をお断りしたい」
工学研究科の事務部に10月23日に取材して聞いたところによると、学生から被害の訴えが出ていたことから、研究科長がこの日、学生にヒアリングして状況を聞いた。
学生からは、第3者を含めた調査委員会を設置するよう要望があったため、この日に設置を決めた。今後は、委員を選んで、委員会を発足させ、事実関係を確認していくとしている。
事務部長は、「教授からは、まだ詳しい話を聞いていませんので、レーザーポインター照射が意図的なものか、たまたまだったかは分からないです。学生には、調査の結果を通知しますが、公式サイトなどで発表するかは状況によります」と話している。
学生は、警察にはまだ相談していないと話しており、事務部でも、警察の捜査はないとしている。
教授に電話して話を聞こうとすると、研究科の事務を通して、「忙しいため取材をお断りしたい」と伝えてきた。J-CASTニュースでは、メールでも取材依頼している。
過去には、大阪府立大学の外部講師が2019年6月、講義中の居眠りに怒って学生にレーザーポインターを照射し、大学が「由々しき行為」だとして公式サイトで学生らに謝罪したケースがある。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)