ヤマ場は2022年参院選の「得票率2%超え」
福島氏は10月6日、社民党の機関誌「月刊社会民主」1998年7月号の表紙写真を、
「私が1998年参議院選挙に立候補したときのポスターが当時月刊社会民主の表紙になりました。土井たか子さんとツーショットで、『瑞穂はやっぱり社民党』というのが私のキャッチコピーです。このキャッチコピーは社民党参議院議員であった田英夫さんが考えてくださいました。『瑞穂はやっぱり社民党』」
という説明とともにツイートしていた。10月23日朝には、このツイートをリツイートして改めて拡散。改めて「瑞穂はやっぱり社民党」であることを強調した。
なお、所属する国会議員が福島氏だけになっても、社民党は当面は政党要件を満たす見通しだ。公職選挙法では、政党要件として(1)所属国会議員が5人以上(2)前回の衆院選か参院選で有効投票の2%以上を得ている、のどちらかを満たすことを求めている。政党助成法と政治資金規正法にも同様の規定があるが、得票率の要件に前々回の参院選を含む。
社民党の得票率は、17年の衆院選で小選挙区1.15%、比例区1.69%、19年の参院選で選挙区0.38%、比例区2.09%と推移している。現状では、次期衆院選での2%超えはきわめて困難だとみられ、福島氏が改選を迎える22年の参院選がヤマ場だ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)
私が1998年参議院選挙に立候補したときのポスターが当時月刊社会民主の表紙になりました。土井たか子さんとツーショットで、「瑞穂はやっぱり社民党」というのが私のキャッチコピーです。このキャッチコピーは社民党参議院議員であった田英夫さんが考えてくださいました。「瑞穂はやっぱり社民党」。 pic.twitter.com/fJaGSu4awa
— 福島みずほ (@mizuhofukushima) October 4, 2020