井上尚弥よりロマゴン優先 ドネアがスーパーフライ級「王座獲得」を再び目指す理由とは

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「115ポンドの体重を作ることは問題ない」

   ドネアがスーパーフライ級でリングに上がったのは2010年7月のタイトル戦が最後となる。37歳の年齢からいって減量など階級を下げるリスクは高いが、ドネアはウエイトの不安はないと一蹴している。

   19年11月の井上とのタイトル戦の計量でドネアは、バンタム級リミット(53.5キロ)を200グラム下回る53.3キロでパス。ドネアはこの時の状況について「体重が116ポンド(約52.6キロ)だったので少し水を飲んだ」と説明し、「だから115ポンド(スーパーフライ級リミット=52.1キロ)の体重を作ることは問題ない」と語っている。

   ドネアは、ウバーリ戦で勝利してスーパーフライ級でロマゴンの持つベルトを奪う青写真を描いており、その後は井上にリベンジして誰もが認めるバンタム級王者を目指している。さらにスーパーフェザー級王座奪取の夢も捨てていないという。37歳の「フィリピンの閃光」の野望は尽きることがない。

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