「違法Tシャツ」で逮捕 「五等分の花嫁」海賊版グッズ男2人...原作者はさっそくネタイラストに

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   2020年10月20日、人気漫画・アニメ「五等分の花嫁」の無許諾グッズを販売目的で所持していた男性2人が逮捕されたことを受け、講談社が21日、声明を発表した。

  • 講談社のプレスリリースより
    講談社のプレスリリースより
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市場にはびこる海賊版グッズ

   講談社広報室は「『五等分の花嫁』違法 T シャツ所持、摘発のお知らせ」のタイトルで、

「10月20日、権利者に無許諾で製造された『五等分の花嫁』のTシャツ数点を販売目的で所持していたとして、著作権侵害の疑いで島根県隠岐郡の会社員(41歳)と、山梨県南アルプス市の自営業(38歳)の2名が山口県警に逮捕されました。
   2名は『五等分の花嫁』などのアニメキャラクターを不正に複写したTシャツ合計50枚を所持していました。
   著作権を侵害する行為は、違法な電子書籍の海賊版サイト以外にも幅広い分野に及んでいます。今回のように著作権者の許諾を得ずにTシャツなどのグッズを製造・販売することも漫画家らの創作行為の価値をないがしろにした、きわめて悪質なものです」

とする文章を公開した。

   これを受け、「五等分の花嫁」公式ツイッターアカウントでも

「著作者や正規品をご購入されたファンの方々の利益を守るため、また著作権を侵害する行為の拡大や蔓延を防ぐために、弊社は今後も刑事告訴・民事提訴等の断固たる姿勢で臨んでまいります」

との投稿がされた。

   ツイッターでは「公式と思わせるようなものを販売目的で作ったらそりゃ怒られるわな」「よく見つけたね。買った人が偽物だと気づいて通報したのかな」など、昨今増えつつある著作権侵害に厳しく対応する姿勢を支持する人の声が多く寄せられた。

   「買う人がいなければ作られない」「昨今アニメグッズ等の海賊版が市場にあまりにも多く出回っている状況は目に余るものがあります」「どれが正規品なのか偽物なのかわからないんだよな」など、無許諾のグッズが市場に蔓延しているとするファンも少なくない。

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