2021年春に公開となる「きかんしゃトーマス」の劇場版最新作に、日本から来た新キャラクター「ケンジ」が登場することがわかり、話題になっている。
0系の顔はそこだったのか...
「きかんしゃトーマス」シリーズは、CGアニメーションで製作された幼児向けテレビ番組だ。劇場版最新作『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』(2021年春、シネ・リーブル池袋、全国のイオンシネマほかロードショー)では「未来の発明ショー」の開催のため、さまざまな発明品とともに登場するのが話題の新キャラクター「ケンジ」。日本生まれの新幹線で、世界一速い超特急との触れ込みだ。
「ケンジ」は0系新幹線をイメージしたとみられるデザインで、丸みを帯びた先端部分に顔がついている。「世界最速のケンジ」といううたい文句に加え、キリッとした太めの眉と目力の強さが印象的な顔に、ネット上では「じわじわ来るな」「ケンジ目超乾燥しそう」「ずっと見てるとイケメンじゃん!ってなってくるな......」と動揺しつつ受け止める人が多い様子だ。
元ネタと見られる0系新幹線には先端部に丸いライトがふたつ付いており、顔に見えると言われることもあるだけに「いや、隣にもともと目があるやん」「新幹線はライトが目で丸いとこが鼻だと思って生きてきたから衝撃だわ...」と顔の位置に驚くコメントも散見された。
日本の新幹線は「ソドー島」走れる?
「きかんしゃトーマス」の舞台となる「ソドー島」はイギリスをイメージした架空の島であるため、「線路に架線や電線のないソドー島で動力は...???」「日本の在来線の線路幅1067mm(狭軌)。新幹線の線路幅1435mm(標準軌)。イギリスは1435mmなのでれるっと言っちゃ走れるか(´・ω・`)でも1つ欠点があるとしたら架線が見る限り無いので、この子はディーゼルハイブリッドに魔改造されてそう」など、日本とイギリスの線路事情を比較して検討する鉄道マニアのコメントも話題を集めている。
ちなみにケンジは現在イギリスで展開中のテレビシリーズにも登場。鉄道マニアの注目を集めた動力事情も描かれるとのこと。
また、「ケンジ」の名前の由来に対し、「外国人ってやたら日本人の名前をケンジにする説ない?」「宮沢賢治かな?」「新幹線モチーフで、名前はケンジって、これガチでスタッフに新喜劇ファンがいるはず(伊賀健二さんという吉本新喜劇の座員がおり、持ちネタに「横顔新幹線」がある)」と盛り上がる人も。映画の公開決定から早々にトレンド入りするなど、大きな反響を呼んでいる様子だ。