掲示板では昨年末から「目撃証言」が
19年12月12日未明、ネット掲示板5ちゃんねるでは「昨日仙台駅で泣き叫ぶ女性ひきづって通行人に通報されてたの道渕だった。その後警察が来てたけど大丈夫か」(原文ママ)という書き込みがあった。同じIDで「帽子被ってたけど道渕だった。他にも気づいてる人居たから間違いないよ。仙台駅人いたからよくあんな行動できたなって思う」ともある。「人違いだろうな」と否定する声はあったが、別のIDのユーザーから「あれやっぱり道渕か」「腕掴まれて泣いて、道渕は女の子に叫んでたよ。あんなに派手に駅でやってりゃそりゃ通報されるわ」「今日の見てた人いるのね 仙台駅激オコ道渕」との書き込みもあった。
前出FLASHの記事によると、女性と交際が始まったのは19年5月。また「仙台駅で、泣き叫ぶH美ちゃん(編注:被害を受けた交際女性)を、道渕が車に引きずり込むのを見かけたことがあった」という関係者談も掲載されている。これらの真偽や関係性は定かでないが、もし書き込みが事実であれば、クラブが処分したり更生させたりする機会が19年末の時点であったともいえる。
仙台は新型コロナウイルス禍で業績が低迷し、見込みどおりであれば3億800万円の債務超過になるとして、クラウドファンディング(CF)でサポーターから金銭の支援も募っている。募集開始したのは9月26日。道渕の問題が「解決」した後に始めたわけだが、少なくともCF募集ページには道渕の問題に関して一切の言及がない。
サポーターから直接お金を集めるという取り組みに際し、所属選手の問題を公表してこなかったことで、「懐からお金出してくれたサポーター、スポンサーをなんだと思っているんだ本当に」「クラファンに影響が出るから道渕のやつを隠蔽したのは色々と舐めすぎ」「公表してなかったベガルタ仙台は、クラファンの呼びかけしてた時期と被るし、隠蔽したと言われても仕方がない」という思いを強くするサポーターもネット上では少なくない。CFは21年1月16日までの実施を予定している。