2020年10月19日に放送された「有田プレビュールーム」(TBS系)で、「デヴィ夫人」ことタレントのデヴィ・スカルノさんと、お笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタルさんが人気ゲーム「ストリートファイターⅤ」の対戦を行った。
「画面を見ずにアゴだけで操作しても勝てる!」
「有田プレビュールーム」は、芸能人が持ち込んだVTRをプレビューし、MCの有田哲平さんやスタジオの審査員が審判する番組。19日に「マヂカルラブリー」が持ち込んだVTRは、格闘ゲーム「ストリートファイターV」を、同作未経験の素人と大きなハンデを用いたうえで勝負をするというものだ。そこで、両手両足を縛られ、タオルで口をふさがれ、さらには目隠しをされた状態の野田さんが登場した。野田さんは手を動かすことはもちろん、喋ることもできない。通訳は相方の村上さんが行う。
対戦相手のあまりにも異様な様子に、デヴィ夫人は思わず「どうしたの?この人」と怪訝な顔をする。村上さんからゲームの基本操作を教わり、「これ手で動かすのよね、この状態でできるわけ?」と野田さんを心配する。しかし「超ゲーマー」とされる野田さんは何も見ず、顎でゲームを操作。キャラクター選択では、得意キャラ「ダルシム」を選んだ。デヴィ夫人は、中国拳法を得意とする「チュン・リー」を選択し、勝負が始まった。
ゲームは先に2勝したほうが勝利、野田さんは見えないのにもかかわらずデヴィ夫人を圧勝。このままではすぐに負けてしまいそうだったので、村上さんはデヴィ夫人に必殺技「百裂脚(ひゃくれつきゃく)」を伝授。するとデヴィさんはひたすら×ボタンを連打し必殺技を炸裂し、2戦目を制した。3戦目、野田さんは距離を取りながらデヴィ夫人を攻め、有利に見えた。しかし、いよいよ負けそうになるとデヴィ夫人は、必殺技を連打。逆転勝利を果たした。
デヴィ夫人、初めての「ストリートファイターV」の感想は?
決着後、村上さんはデヴィ夫人に感想を尋ねた。
「おもしろいです、おもしろいです。夢中になりますね!」
そして、村上さんにゲームの制作会社を尋ねる。「ストリートファイターV」の制作会社はカプコン(大阪府大阪市)。それを聞くと、
「これを作った会社の株を買えばいいのよね!」
と笑顔で述べた。ちなみに、VTRで喋ることが出来なかった野田さんは、ツイッター上で「対戦ありがとうございました!出直してきます」と述べた。
SNS上ではこの発想が面白いと大きな話題となった。
「何がいいのか全くわからないけど凄く良いなと思った。何がいいのか全くわからないけどすごくいい」
「デヴィ夫人流の企業の応援の仕方なんだろうけど凄いな。株を買えばいいのね...、、、」
さらには、
「デヴィ夫人ゲーミングお嬢様だった!?」
という声も。「ゲーミングお嬢様」とは、大@naniさんと、吉緒もこもこ丸まさおさんによるウェブ漫画で、集英社のウェブサイト「少年ジャンプ+」で連載されている。お嬢様キャラたちが、その独特な言葉づかいで格闘ゲームなどを楽しむという内容だ。
デヴィ夫人は、過去にも人気カードゲーム「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲームデュエルモンスターズ」や、スマートフォン向けゲーム「逆転オセロニア」などをプレイしたことで話題となっており、
「FPSゲーマーにキレるデヴィ夫人の動画何回も見てるんだけど元祖ゲーミングお嬢様って感じで好き」
「デヴィ夫人、ゲーミングお嬢様じゃん」
というコメントが寄せられていた。
対戦ありがとうございました!
— マヂカルラブリー 野田クリスタル (@nodacry) October 19, 2020
出直してきます#有田プレビュールーム pic.twitter.com/gUux88JHiy