2020年10月19日、ジャニーズ事務所が有料動画の売買・再配信に厳しい対応をとる姿勢を発表した。
「配布垢が次々と垢消ししている」
ジャニーズ事務所は自社サイトで「有料動画配信に伴う違法行為について」とお知らせを配信。「今回は、有料動画配信に伴う違法行為につきまして、皆様にお願いがございます」と切り出し、「現在、Johnny's netオンラインにより配信しております映像を録画・録音し、インターネット上で売買及び再配信している事案を多数確認しております。(中略)著作権法ではこのような違法行為に対して、10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方の罰則が規定されております。(中略)今後、違法行為が確認されましたら、弊社違法行為対策班が発信者情報開示請求を行い、事案に応じて厳しく対応してまいります」と無断転載への厳格な対応を表明。
今回の声明では「私達は、大多数のファンの皆様の環境を大切にしていきたいと考えておりますので、ごく一部の違法行為を行う方に合わせて、今回の対策のために利便性や品質を下げてまでルールや仕様そのものを変更することはせず、該当する方に対して厳正な措置を講じてまいります」とし、配信方法などの変更はないという。
コロナ禍における配信コンテンツの増加に際し、ツイッターやインスタグラムなどで「配布垢」の名目で動画や画像の再配信を行うユーザーが散見されていたことから「配布垢が次々と垢消ししている」「配布垢を見に行ったんだけど、軒並みID変えるか(削除したのかも?)配布のツイを消していたので効いてるな~ってビックリした」とツイートする人が多い。