2020年10月18日、俳優の妻夫木聡さん主演のドラマ「危険なビーナス」(TBS系)第2話が放送された。作中で出てきた「あるワード」が、視聴者の間で話題になっている。
原作は多くのベストセラー作品を生み出している小説家・東野圭吾さんの同名小説。ある日、主人公・手島伯朗(妻夫木さん)のもとに、異父弟・矢神明人(染谷将太さん)の妻を名乗る謎の美女・楓(吉高由里子さん)が突然現れ、明人が失踪したことを聞かされる。この事件をきっかけに、伯朗は縁を切っていた矢神家と再び顔を合わせることに。そして、故人・矢神康之介(栗田芳宏さん)の遺産をめぐる争いに巻き込まれていく。
「一度、上司の方とご相談された方が...」
第1話では、康之介の次男・牧雄(池内万作さん)がエスカレーターから転落して幕を閉じていた。第2話では、牧雄が転落したという知らせが警察から矢神家に届き、家族たちが病院に集まる。牧雄は意識不明の状態になっており、予断を許さない状況だ。
すると警察は、牧雄が転落したのは事故ではなく、事件である可能性があると示唆。「転落する前の状況を詳しく調べてまして」「一応の確認です。何か、心当たりはございませんか?」などと矢神家に尋ねていく。しかし長女の波恵(戸田恵子さん)は、「矢神家のことに立ち入るなら、それなりの手続きをお踏みください。弁護士が対応いたします」と、捜査協力を拒否。さらに「兄の矢神康治は刑事部長の国見さんと親しい間柄です」「一度、上司の方とご相談された方がよろしいんじゃないかしら」と、聞き込みにやってきた警察官に圧力をかけるのだった。
この様子に、同席していた伯朗が「上級国民かよ...」と心の中でつぶやいたところ、ネット上では「上級国民は草」「上級国民...皮肉るねぇー」「流行りのパワーワード上級国民を盛り込んできたw」「上級国民皮肉ってていいねー」「今のご時世にぴったりな台詞」といった声があがっていた。