「恋愛禁止」ルールへの本音は?
こじらぶさんが2020年6月にインターネットで実施したアンケートがある。48シリーズと坂道シリーズのファンを対象に「恋愛禁止ルールについてどう思うか」を4択形式で聞いたものだが、回答者844人の内訳は
1. 恋愛禁止は必要、破るのは許せない...14%
2. 恋愛禁止は必要だが、バレない、謝罪ありならOK...24%
3. メンバーを失うくらいなら恋愛禁止は不要...22%
4. 恋愛は自由、恋愛禁止不要...40%
という結果で、過半数が恋愛禁止ルールを不要と考え、4つの選択肢では恋愛そのものも自由と答えたファンが最多だった。本音では恋愛もOK、と思っている模様だ。
こじらぶさんは結果については
「投票者の中にはCDを1、2枚買う程度のライトなファンもいるので、その場合、(発覚しても)裏切られた感は低くなり恋愛していたっていいじゃないかと思えるでしょう。またモデル仕事をしているアイドルの場合、彼女達をファッションアイコンとして憧れの対象にしている女性ファンが多く存在します。そういった女性ファンの場合は、彼女達をガチ恋対象にしているオタク層と違い恋愛も彼女達の魅力を引き出す一つと捉えられる可能性が高いです」
「グループへの貢献度が高い人気メンバーは擁護される可能性が高いですが、もともと足を引っ張るような実力不足メンバーではグループイメージを悪くしたとしてバッシングの対象になるでしょう。 加えて共演した実力派俳優などとの純愛ならまだ許される可能性もありますが、相手が既婚者やファンであったり、レンタル彼氏などイメージのあまりよくないスキャンダルの場合はさらに炎上する可能性もあります」
と分析する。恋愛を許容できるか否かは自分がどれだけ「推し」にのめり込んだか、また交際相手の「格」やグループへの貢献度も関わってくるというわけだ。この点、百恵さんと友和さんは当時のトップアイドルと映画俳優で交際経緯や活躍ぶりから非の打ちどころのないカップルであり、ネガティブな要素は極めて薄い。