山本太郎氏VS大阪府警、戎橋「街頭演説」騒動 J-CAST記者が双方の見解を聞いた

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街頭演説の許可を申請も、警察は、地元の要望があると受け付けず

   しかし、山本氏は、街頭演説は中止したと述べ、「独り言で言っているのと、たまたまマイクが拾っている」と説明した。都構想反対についてマイクで話すことについて、「街頭演説ではございません」と強調し、持論をぶっていた。

   スポーツ紙などの何社かは、山本氏の演説を取材しており、トラブル時の動画も投稿された。れいわ新選組などが配信した動画なども含め、ツイッターなどでこれらの動画が拡散しており、ネット上で様々な意見が寄せられている。

   山本氏の支持者らを中心に、警察への非難も相次いでおり、「そのうち言論の自由も奪われていきそうで怖い」「この国のデモクラシーはどないなったんや」「国家権力の妨害に負けないで」などと書き込まれている。

   一方で、山本氏への疑問や批判も多く、「無許可でやるのはダメでしょ」「ルールを守らずに主張しても、多くの人に賛同は得られない」といった声が出ている。山本氏がパフォーマンスのためわざわざやったのでは、とのうがった見方さえあった。

   南署にJ-CASTニュースが10月13日に取材して聞いたところによると、山本氏側は、代理人が9日に同署を訪れて、街頭演説の許可を申請しようとした。しかし、道路管理者や地元の人たちから、人通りが多くて危ないため戎橋の使用許可を出さないでほしいと要望があることから、申請書を引き取ってもらった。演説の場所を変えてほしいとも要請し、代理人も納得して帰ったという。

   ところが、12日は、周辺の警戒中だった署員が、午前10時過ぎに山本氏が演説しているのをたまたま見つけ、通報を受けて他の署員らが駆け付けた。

   そのときの状況について、同署の副署長は、取材にこう話す。

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