尾木ママ「いじめ方の見本にならないか心配」 学術会議6人外しで言及、ネットで賛否

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「特権組織になり日本の教育をダメにしてきたのでは?」

「なんか民主主義 多様性の認め合い インクルーシブ社会への展望が見えてこない出来事ですねー」
「〈風通し良い〉〈多様性の尊重〉〈人権〉 いじめ返しの発想が生まれる日本の閉鎖社会の問題の根深さ」

   尾木さんの意図ははっきりしないが、政府による「いじめ返し」を指すとすれば、6人が安保法制や共謀罪法などで政府の姿勢に反対の立場を取ったことに関係付けている可能性がある。

   尾木さんの問題提起に対しては、10月7日もネット掲示板などで賛否が割れる議論が続いている。

   ブログのコメント欄などでは、「その通りですよね! 説明責任があると思います」「益々忖度学者が増えて、前に進まない」「理想は、異論反論大歓迎!異論反論当たり前!みたいなのがいいですよね」と尾木さんの主張に共感する声が寄せられた。大人にもあるといういじめ構造については、「いじめがなくならないのは、社会、家庭、学校が変わらないから」「日本は『みんなと同じでないと...』というのが根本にあるので、いじめや自殺率の高さにつながっている」と自省する向きも見られた。

   一方で、「学術会議の件は推薦が通らなかっただけ。推薦入試で落ちたらイジメになるんでしょうか?」「某ドラマに倣うのなら、過去に苛めたから倍返しされたんですよ」「学術会議が特権組織になり日本の教育をダメにしてきたのでは?」などと異論も多く寄せられている。日本が海外と違うという点にも反論があり、「海外では人種差別という形で日本なんか比にならないほど横行してんじゃないのか」「日本よりひどい人種差別や偏見、いじめもやはりあるので、島国根性的に言いきるのは違うかな...」といった意見があった。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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