興和「今の働き方・生活環境を踏まえ...」
興和が10月1日から展開する風邪薬「コルゲンコーワIB錠TXα」のテレビCM「働く人に聞きました」編でも、「パイロン」シリーズと軌を一にするメッセージとなっている。
CMでは、出演する俳優・桜咲彩花さんが「風邪っぽいのに、仕事に行ったことありますか?」と視聴者に投げかけ、「あるある」との声が差し込まれる。その上で桜咲さんが「大切ですよ、無理しない勇気。痛むのど風邪、つらい熱風邪、しっかり抑えて休みましょう」と休息の大切さを伝える。
興和の担当者は取材に「風邪っぽい時には無理をせず、症状を抑えて休むことが、風邪の対処法として大切であることを伝えたいと思っていました」とCMの狙いを明かす。
従来の風邪薬の広告に批判があったのは把握していたという。2012年頃に放映していた「コルゲンコーワIB錠TX」のCMでは、風邪を引いてつらそうなサラリーマンが、薬を飲んで会社のプレゼンを乗り切るという内容だった。
担当者は「ただ今回、批判の声は別として、コルゲンのテレビCMを数年ぶりに実施するにあたって、従来とは異なる今の働き方・生活環境を踏まえ、企業としてメッセージを発したいという想いから、本テレビCMを制作いたしました」と話した。
(J-CASTニュース編集部 谷本陵)