菅内閣の閣僚たち、所得「上位」はやはりあの人たち... 2位の麻生氏が「4113万円」、1位は?

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菅氏、首相になって所得はどれくらい増える?

   それでは、菅氏は首相になって、どのくらい所得が増えるのだろうか。

   安倍晋三・前首相の場合、19年に3829万円の給与所得を得ていた。官房長官を含む大臣から首相に「昇格」すると、単純計算で、所得ベースでは1000万円以上増える計算だ。なお、首相の給与所得控除前の収入、つまり「年収」は、内閣人事局によれば約4049万円と設定されている。

首相官邸(東京都千代田区)
首相官邸(東京都千代田区)

   ただし、行財政改革の一環として、安倍政権の時から首相は月給(給与と地域手当)の30%、大臣・副大臣は20%を返納していることに加え、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて20年5月から大臣らが給与・手当から1人月25万5800円を国庫に返納している。

   「たたき上げ」の菅氏の所得が、「財閥」出身の麻生氏や平井氏並みになるのは、まずコロナ禍が収束してからになりそうだ。

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