ホンダF1撤退「報道姿勢」に疑問 サッシャ「勝利しても報じない」

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   自動車大手のホンダが2021年限りでのF1撤退を2020年10月2日に発表したことを受け、モータースポーツファンの間でも様々な反応が広がっている。

   ラジオDJでモータースポーツ実況者のサッシャさんは、ホンダのF1撤退が大々的に報じられている一方で「レースに勝利しても報じない」と、モータースポーツをめぐるメディアの報道姿勢に言及した。

  • ホンダのF1撤退めぐりサッシャが持論(画像はホンダF1公式サイトより)
    ホンダのF1撤退めぐりサッシャが持論(画像はホンダF1公式サイトより)
  • ホンダのF1撤退めぐりサッシャが持論(画像はホンダF1公式サイトより)

撤退・復帰繰り返し、現在は「第4期」

   ホンダは10月2日に緊急オンライン会見を開き、21年シーズンをもってF1事業への参戦を終了することを発表した。八郷隆弘社長は、同社が目指す「カーボンニュートラル」(温暖化抑制のため排出・吸収される二酸化炭素量を同量にするという概念)の実現に向け、経営資源の重点的な投下が必要なためだとした。

   ホンダは1964年の初参戦以来、F1からの「撤退」と「復帰」を繰り返している。15年から現在にかけてはF1事業「第4期」にあたり、「パワーユニット」(エンジンなどF1マシンの動力源)のサプライヤーとして活動してきた。

   ホンダのF1撤退を受け、ツイッター上のモータースポーツファンからは「決まってしまったものはしょうがない」と理解を示す意見がある一方で、「がっかりです」「どうしてホンダは何度もF1から撤退するんですか?」と、再び繰り返した「撤退劇」への疑問の声も聞かれている。

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