調べてみると、確かに大暴落している例が続々
まず、上がっている声でも特に多い、元女優の堀北真希さんと俳優の山本耕史さんの例を見てみよう。堀北さんと山本さんが結婚を発表したのは2015年8月22日。同日は土曜日だったため、東京証券取引所の翌営業日は24日だったが、同日の日経平均株価の終値は前日よりも895円15銭安い1万8540円68銭だった。
同じく、上がっている声でも特に多い、俳優の福山雅治さんと女優の吹石一恵さんの例を見てみると、2人が結婚を発表したのは2015年9月28日。同日は月曜日であり東証の営業日ではあったものの、結婚が発表されたのは取引時間の終了時間を過ぎた15時台だったので、影響が出るとするなら翌日の29日ということになるが、実際、29日の平均株価の終値は前週末よりも714円27銭安い1万6930円84銭だった。
また、2016年1月11日(月曜日・祝日)には女優の北川景子さんとミュージシャンのDAIGOさんが結婚を発表したが、東証の営業日である翌12日の平均株価の終値は479円ちょうど安い1万7218円96銭だった。
さらに、2018年12月25日の午前4時には「スポーツニッポン」が、タレントの小倉優子さんが再婚するとのスクープ記事を配信。同日12時台には小倉さんがブログで再婚を報告したが、同日(月曜日)の平均株価の終値は前週末よりも1010円45銭安い1万9155円74銭であり、2万円の大台を割り込んで取引を終えたのだ。
というわけで、「大暴落」の定義こそはっきりしないものの、これら、「大物芸能人」が結婚を発表すると、確かに東証の終値が大幅に値下がりしていることが分かる。となると、今回もまた、「大物芸能人」たる石原さんの結婚発表が、東証に影響したのかもしれない!?
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)