アバターロボットと歴代JAL制服がお出迎え 羽田旅客ターミナルに期間限定「ミニ博物館」が

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   2020年10月2日、羽田空港のターミナルビルに日本航空(JAL)の「ミニ博物館」が期間限定でお目見えした。

   JALでは、羽田空港内の整備工場見学コースの一部として「JAL工場見学~SKY MUSEUM(スカイミュージアム)~」を公開してきたが、新型コロナウイルスの影響で工場見学は3月に休止。展示物も見られない状態が続いてきたが、ファンの要望に応える形で、歴代の制服やモデルプレーンなど、一部の展示物をターミナルビルで展示することにした。

  • 歴代の日本航空(JAL)制服とアバターロボットが来場者を出迎える。展示は10月15日まで
    歴代の日本航空(JAL)制服とアバターロボットが来場者を出迎える。展示は10月15日まで
  • 会場には歴代のモデルプレーンが展示されている。手作り感あふれる展示物も多い
    会場には歴代のモデルプレーンが展示されている。手作り感あふれる展示物も多い
  • 手荷物を載せる時に使うパワースーツの実演も行われている。「SKY MUSEUM」では見られない内容
    手荷物を載せる時に使うパワースーツの実演も行われている。「SKY MUSEUM」では見られない内容
  • 日本トランスオーシャン航空(JTA)の木製シミュレーター「ミニレーター」。ボーイング737-800型機の操縦席を「ゆるふわ」再現したという
    日本トランスオーシャン航空(JTA)の木製シミュレーター「ミニレーター」。ボーイング737-800型機の操縦席を「ゆるふわ」再現したという
  • 旭川空港のスタッフによる「壁新聞」。「機内空気の清潔性に」について説明している
    旭川空港のスタッフによる「壁新聞」。「機内空気の清潔性に」について説明している
  • 歴代の日本航空(JAL)制服とアバターロボットが来場者を出迎える。展示は10月15日まで
  • 会場には歴代のモデルプレーンが展示されている。手作り感あふれる展示物も多い
  • 手荷物を載せる時に使うパワースーツの実演も行われている。「SKY MUSEUM」では見られない内容
  • 日本トランスオーシャン航空(JTA)の木製シミュレーター「ミニレーター」。ボーイング737-800型機の操縦席を「ゆるふわ」再現したという
  • 旭川空港のスタッフによる「壁新聞」。「機内空気の清潔性に」について説明している

手作り感あふれる「木製シミュレーター」「壁新聞」

   展示スペースになっているのは、第1ターミナル6階の多目的ホール「シリウス」。5代目(1970~77年)と6代目(1977~1987年)の客室乗務員(CA)制服が展示され、現役CAが歴代の制服(現行(2020年~)、4代目(1967~1970年)、7代目(1988~1996年)のいずれか)を着て来場者を案内する。制服の変遷を詳しく説明したパネルも置かれている。日によっては、遠隔操作のアバターロボット「JETくん」が出迎えてくれる。

   モデルプレーンは、DC-6B型の1番機にあたる「City of Tokyo」号、ボーイング747型機のディズニー特別塗装機、最新鋭のエアバスA350型機などを展示。旭川空港のスタッフが「機内空気の清潔性について」と題して製作した壁新聞など、手作り感あふれる展示物も多い。

   日本トランスオーシャン航空(JTA)が子ども向けに製作した木製シミュレーターや、手荷物を載せる時に使うパワースーツの実演など、「SKY MUSEUM」では見られない内容もある。

   10月9日には第1ターミナル5階のオープンスペース「THE HANEDA HOUSE」 に場所を移し、10月15日まで展示する。開場時間はいずれの会場ともに11時から17時まで。

   工場見学の再開時期は未定で、決まり次第「SKY MUSEUM」のウェブサイトで告知するとしている。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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