杉田水脈氏は「非常にちゃんとした保守政治家」 「女性はうそ」発言めぐるフジ上席解説委員の言い分

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平井氏「かばうわけじゃないけど」

   一方で、出演者の一人である平井文夫氏は「かばうわけじゃないけど」と前置きしつつ、「杉田さんは非常にちゃんとした保守政治家」と評した。その根拠として、杉田氏が精力的に取り組む慰安婦問題があるという。

   済州島で従軍慰安婦が強制連行されたとする、いわゆる「吉田証言」を引用した「クマラスワミ報告」(1996年に国連人権委員会(当時)で採択)に対し、杉田氏が国連で抗議のスピーチをした過去に触れ、平井氏は

「この発言(女性はいくらでもうそ)にも関係ありますが、韓国の慰安婦問題は民間団体がやっていて、色々問題があって、最近(寄付金の)不正流用があって捜査が入っていますが、やはり女性の性暴力についてやるのは民間ではなく国が、警察が介入すべきと彼女はずっと言っている。今回もその流れで言っちゃったらしい」

と理解を示した。杉田氏は1日のブログで「私の発言の趣旨は、民間委託の拡充だけではなく、警察組織の女性の活用なども含めて暴力対策を行なっていく議論が必要だということであり、女性を蔑視する意図はまったくございません」と釈明している。

   平井氏は続けて、「彼女は保守政治家として立派な人だと思いますが、発言が何度か話題になっているのは、この人は保守なので、反対の人たちからすごく責められる。みんな待っている、彼女の失言を。待っててカッと来る」と杉田氏を快く思わないリベラル層が一定数いるため、「それをわかっているのになんでやるのかなと思うので、僕は堂々と言ったなら言ったでこういう風に言いました、それはこういう訳ですとちゃんと説明した方がいい」と忠告した。

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