「ガンバ20年」遠藤保仁(40)の磐田移籍に騒然 「受け入れられへん」「最後までG大阪だと...」

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   サッカー元日本代表でJ1・ガンバ大阪のMF遠藤保仁(40)がJ2・ジュビロ磐田に期限付き移籍すると報じられ、ファンに衝撃が広がった。

   年齢に加え、G大阪には在籍20年。このまま同クラブでキャリアを終えるものと思うファンも多かっただけに、40歳での挑戦は驚きをもって伝えられた。

  • 元日本代表の遠藤保仁(写真は2010年5月)
    元日本代表の遠藤保仁(写真は2010年5月)
  • 元日本代表の遠藤保仁(写真は2010年5月)

「ヤットサンはガンバのイメージしかない」

   遠藤の移籍は2020年10月2日、スポーツ報知が報道。今季終了までの期限付きで、近日中にもG大阪、磐田の両クラブから発表されるという。移籍が可能なのは通常、オフと夏のみだが、今季は新型コロナウイルスの影響で日程が大幅にずれ込み、同日から移籍市場が開かれる。

   横浜フリューゲルスで1998年にデビューし、京都サンガを経て、G大阪には2001年から20年在籍している。遠藤は、1999年に横浜マリノスと合併する前の横浜Fに所属していた最後の現役選手でもあることからも、いかに長く選手として第一線で活躍しているかが分かる。

   年齢的にはキャリア晩年を迎えているだけに、このままG大阪で、という思いを持っているサポーターは当然多かったようで、ツイッター上では、

「ワンクラブマンではないけど、ヤットは最後までガンバ大阪所属で引退するもんだと思っていた...」
「紛れもなくヤットさんはガンバのレジェンドだからなぁ、本人の意思だから仕方ないけどやっぱり最後はガンバでってのはある」
「ジュビロに期限付き移籍は衝撃的 ヤットサンはガンバのイメージしかない」
「ちょっと無理 ヤットさんがガンバと代表以外のユニフォーム着てるとこなんて、見られへん。受け入れられへん」

といった複雑な声も聞かれる。

   だが、G大阪不動の7番ながら今季は出場機会が減少。特にリーグ戦のスタメン出場は7月22日のセレッソ大阪戦(1-0)を最後に果たしていないが、途中出場の試合でも流れを変えるパスや動きは健在だ。また、J1史上最多の632試合出場を20年7月に達成してからも、選手として出場意欲はまったく衰えていない。そうした状況からか、

「ヤットさんレンタル移籍はびっくりやな ホントにサッカーが好きなのがわかるし最後まで頑張ってほしい」
「ひええ、このタイミングで遠藤さんかー。まあ、とにかく試合に出たい遠藤さんらしいと言えばらしい。齢40にしてまだ気概は充分というところか。思わず笑みが溢れてしまった」
「選手である以上試合に出てナンボだと思うし、普通だと思う!! ジュビロに行っても応援します!」

といった声もあがっている。

磐田といえば中村俊輔、松井大輔、さらに...

   ジュビロ磐田はかつて、元日本代表の名選手を何人も呼び込んできた。近年サッカー界をざわつかせたのはMF中村俊輔(42、現J1・横浜FC)。長く在籍していた横浜FMから17年、当時36歳で獲得した。14年には、欧州を渡り歩いていたMF松井大輔(39、現・横浜FC)を当時32歳で獲得した。FW大久保嘉人(38、現J2・東京ヴェルディ)は36歳だった18年、MF今野泰幸(37)も昨季36歳で磐田に加わっている。

   さらに遡れば05年、日本人GKとして初めて欧州に渡ったGK川口能活氏(45)を当時29歳で獲得。「ミスターマリノス」と言われた元代表DF井原正巳氏(53)も00年、当時32歳で磐田に加入した。いずれも移籍の初年~数年にわたって磐田で主力として活躍、そしてワールドカップ(W杯)に出場している経験・実績豊富な選手だ。こうした経緯からか、ツイッターでは「磐田はレジェンド補強するの好きだなー」との声も。

   Jリーグ年間優勝3度を誇る磐田だが、昨季J1最下位でJ2へ降格。1年でのJ1復帰をめざすも、ここまで23節を終えて12位と低迷している。10月2日にはフベロ監督がシーズン途中で解任されることも報じられ、抜本的な変化が迫られる。遠藤は、浮上のきっかけをつかみたい磐田の救世主となるのか。

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