オランダ遠征2試合に臨むサッカー日本代表メンバーに選外となったシント=トロイデン(ベルギー)のFW鈴木優磨(24)が、森保一監督との関係をめぐり、ツイッターで意味深な動きをとっている。
今回のメンバーは全員海外組とすると事前に明かされており、ベルギーでレギュラーの座をつかんでいる鈴木は代表入りが期待されていたが、選ばれず。ファンの間でも賛否が分かれる中での行動となった。また、鈴木は約1週間前にも森保監督についてのものと見られる不穏な言葉を発している。
国内組、ロシア、セルビアのクラブ所属選手は除外
日本サッカー協会は2020年10月1日、カメルーン戦(9日)とコートジボワール戦(13日)に臨む日本代表メンバー25人を発表した。新型コロナウイルスの影響で帰国後に14日間の隔離が必要なことなどから、Jリーグでプレーする国内組は除外。オランダへの入国制限があるロシア、セルビアのクラブ所属選手も外した。
リバプール(イングランド)のMF南野拓実(25)、ビジャレアル(スペイン)のMF久保建英(19)らが順当に選出。海外組のほぼベストメンバーといえる顔ぶれとなったが、期待されていた鈴木優磨の名前はなかった。
メンバー発表をめぐってツイッターでファンが盛り上がる中、鈴木が意味深な動きを見せた。「鈴木優磨は選ばれてないかー 多分監督といざこざあったんやろなー 大迫の代わりできるのは鈴木しかいないと思うんやけど、そっちの鈴木(編注:鈴木武蔵)が選ばれたか」という一般ユーザーの投稿を「いいね」したのだ。もちろん投稿への同意を示したものとは言い切れないが、「監督といざこざ」という表現は穏やかではない。
実はこの約1週間前、9月23日にも類似の意味深な動きがあった。鈴木は「イライラする部分が好きじゃない? てめーなに様だよ」「だったら呼ぶんじゃねーよ」と連続投稿。いずれも削除しており、何に対して言ったかは明らかにしていないが、寄せられたリプライ「もしかして、森保監督???」に「いいね」したため、森保監督への不満を吐露したものと受け取られていた(リプライは削除済み)。