巨人の外国人選手「リストラ」候補 契約勝ち取れそうな活躍組に対し、危なそうなのは...

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昨オフは外国人選手を大量入れ替え

   投手陣の中で微妙な立場にいるのがチアゴ・ビエイラ(27)だ。MAX167キロの剛腕の触れ込みで救援投手として期待されたが、コントロールに難があり1軍と2軍を行き来している。今シーズンは救援陣が安定した働きを見せていることから厳しいオフになるかもしれない。また、育成から支配下を勝ち取ったナティーノ・ディプラン(26)も結果を残せなかった。8月26日のヤクルト戦で先発するも1回3失点と、首脳陣の期待に応えることが出来なかった。

   野手に目を向けると、前半戦に主力としてチームをけん引したヘラルド・パーラ(33)が、右膝の不調に苦しんでいる。8月中旬に出場選手登録を抹消され、9月18日に1軍に復帰したものの23日に再び登録を抹消された。開幕直後に加入したゼラス・ウィーラー(33)の存在感が増していき、その一方で松原聖弥(25)の台頭もあり外野のレギュラー争いが激しさを見せる中、残り少ない試合でいかに首脳陣にアピールできるか。

   巨人は昨オフ、テイラー・ヤングマン投手、ライアン・クック投手、アレックス・ゲレーロ外野手、クリスチャン・ビヤヌエバ内野手らを戦力外とし、外国人選手の大幅入れ替えを行った。今年は新型コロナウイルスの影響で外国人選手の補強に関しては難しいところはあるが、例年通り「人員整理」が行われるとみられ、今後の動きに注目される。

※選手の成績は2020年9月29日時点のもの

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