2020年9月30日をもって、「NAVERまとめ」がサービスを終了する。ツイッターなどでは、利用者からサービス終了を惜しむ投稿が見られる。
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NAVERまとめトップページ
「ひとつの時代が終わったな......」キュレーションサイトの先駆け
2009年7月1日にスタートした「NAVERまとめ」は、ユーザーが特定のトピックに関するネット上のさまざまな情報を集め、記事のリンクや画像などをひとつのページにまとめるWebキュレーションサービスである。キュレーションサイトの先駆けとなり、多くの人に愛された。
NAVERまとめのトップページからは「最後に、NAVERまとめの歴史をあらゆる角度から数字でまとめました」として、まとめ編集部の「最後のまとめ」を閲覧することができる。9月30日、24時間限定の公開だという。
公開されている「最後のまとめ」
11年間で約180万のまとめが作られ、合計1718億ものページビュー数を誇った（「最後のまとめ」より）一大キュレーションサイトの終了に、「ひとつの時代が終わったな......」「雑学のまとめや災害時の対処法とか、助かってたな」「いくつ読んだかな？お気に入りの記事が見られなくなるの寂しい」と惜しむ声が続々と届いている。
まとめサイトの先駆者であったことから、「まとめって何なの？って思ってたはずが毎日読んでた」「検索でまとめばっかり出てきてウザいと思ったこともあったけど、なんだか切ない」など、複雑な心境を吐露するユーザーも見られる。
「自分が作ったまとめ、どこかで公開できたらいいんだけどな」「同じようなサイトって他にないの？」など、まとめサービスを継続利用したいというユーザーも少なくないようだ。
NAVERまとめで培ったノウハウは、運営するLINEグループの検索事業に活かしていくという。9月30日から11月30日までの期間、投稿者が作成したまとめ記事をダウンロードできる。