マイクロソフトは2020年9月29日公式サイト上で、マイクロソフトとAzure(アジュール)のサービスで認証エラーが発生する可能性があると告知した。
Azure公式サイト上から状態を確認すると、日本時間午前11時現在「Azure Active Directory」は、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋、中東及びアフリカで警告マークが表示されており、世界的規模の障害となっている。
「メールがないということは、仕事もないってことだ!」
協定世界時(UTC)21時半ごろからAzurePublicとAzureGovernmentクラウド利用者の一部の間で、Azureポータルへのアクセスを含むMicrosoftもしくはAzureサービスの認証操作を実行する際にエラーが起きる可能性があるとしている。しかし日本時間午前11時現在、回復の兆候が見られるとしている。
これを受けてツイッター上では、「Microsoft365」がトレンド入りした。Azureを用いるMicrosoft 365、TeamsやOutlookなどが利用できないといった声が相次いだためである。
「Microsoft側の障害によりMicrosoft365にサインイン出来ず。あ~仕事にならず、残念残念(笑)」
「世界的にもoffice 365が逝ってるので日本のサラリーマンたちは今日は仕事休んでいいと思う。これはMicrosoftから与えられた休暇であると思うしかない」
「Microsoft 365のサーバー障害を後ろ盾に使って仕事をしないフォロワーが多い」
海外在住と思われるユーザーからも似たような声が上がっている。
「microsoft teams is not working so i have decided to cancel all my homework plans(編集部訳 マイクロソフトTeamsが機能してないから、宿題計画を全部取りやめることにする)」
「It's a Microsoft office365 issue. No email means no responsibilities!(編集部訳 これは、Microsoft Office365の問題だ。メールがないということは、仕事もないってことだ!)」
We are investigating an issue impacting Azure AD Authentication. More information and updates can be found on the Azure Status page at https://t.co/Dw19fIGsXf
— Azure Support (@AzureSupport) September 28, 2020