35周年特番にタモリさんが呼ばれたことには「深い意味」がある!?
翻って、今回のギネス認定だが、前述の通り、和田さんは「あんまり賞状とかもらうことがなかったから」と話しているところからすると、自身が長きにわたって第1線で活躍している一方で、その活躍ぶりの割には表彰されることや受賞することが少ないと感じているようにも感じられる。
つまり、「こういう風にしていただくと、1つ誇れるものができました」という言葉には、本人の万感の思いが現れている可能性が高いのだ。そう考えると、和田さんが「アッコにおまかせ!」の35周年達成の勢いを紅白40回目の出場につなげようとしている可能性は決して小さくはないのではないだろうか。
そう考えてみると、「アッコにおまかせ!」の35周年特番にタモリさんが呼ばれていたのは、何やら示唆的にも感じられる。というのも、タモリさんといえば1983年の紅白で総合司会を務めたほか、2014年には審査員を務めるなど、紅白にはゆかりが深い人物。ギネス認定こそ知らなかったとはいえ、和田さんが自らの紅白出場の可能性を高めるべく「権威付け」のために35周年特番にタモリさんを招いていた可能性は、絶無とは言えないのではないだろうか。
他にも、和田さんは今年で70歳の誕生日を迎えたほか、例年とは違って紅白がリモートで行われることで、番組進行がこれまでとは大きく変わることが予想されるなど、復帰を目指す和田さんとしてはプラス材料が重なっているようにも見える。これらの「好条件」を目の前に、和田さんが出場への意欲をたぎらせていても、何ら不思議なことはないのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)