お笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉さんが2020年9月27日、自身のYouTubeチャンネル「児島だよ!」を更新した。同日最終回を迎え、大きな盛り上がりを見せたドラマ「半沢直樹」(TBS系)で思わず驚いてしまったエピソードを明かした。
台本には本当のラストシーンなし
この日「児嶋、半沢直樹の最終回にも出演してみた!」というタイトルで動画をアップした児島さんは、共演者との裏話を語りながら、最終回撮影前の練習風景を公開。白井国交相(江口のりこ)の新事務所に自身が演じる笠松秘書が現れ、「荷物、これだけですか?」「私も、辞めてきました。ここで秘書として...使っていただけませんか」と言い放つ爽やかな一幕を披露した。
児嶋さんは、
「カッコイイシーンじゃないですか、笠松が。こういう芝居も難しいんですよね」
「半沢の世界観でやっていかなきゃいけない。かと言って歌舞伎役者さんたちみたいにあんな濃いことはできない」
と自身なりのこだわりを持って芝居に臨んでいたことを明かしている。
ところで、この動画の撮影は最終回の放送前。児嶋さんはこの時点で出演者であるにも関わらず「最後どうなるか僕知らないんですよ」。手渡された10話の台本が、なんと白井の新事務所に行く所で終わっていたと告白。「情報漏洩しないために台詞がある人しか渡されてない」前代未聞の処置だそうで、当初は「半沢直樹俺で終わるの!?」と驚いてしまったお茶目なエピソードを振り返った。
よくよく考えるとまだ片付いていない話があったことから「ちょっと待ってそんな訳ねえよな!?」と我に返ったそうだ。
「(結末を)本当に知らないの、最後どうなるか。めちゃくちゃ楽しみ」と一視聴者として作品を楽しむ姿を見せていた。