「これが欲しかったやつです。パイソン柄の...。うわあ、これうれしいなあ。これ死ぬまで使います絶対」――。乃木坂46のメンバー・高山一実さん(26)が2020年9月27日に放送された「なりゆき街道旅」(フジテレビ系)に出演し、番組共演者からグッチの財布を購入してもらう一幕があった。
財布の値段は9万円。購入者は「ちなみに僕は初対面ですから」と笑顔を見せる歌舞伎俳優の尾上松也さん(35)と、番組MCを務めるお笑いコンビ「ハライチ」の澤部佑さん(34)で、お金は両者が「半分ずつ」出したという。
こうした一幕を見た視聴者からは、SNS上で「羨ましい」といった声が上がっていた。
「確かに、お財布は人からもらったほうがいい」
この日の番組は銀座がロケ地。番組MCを務める澤部さんと、尾上さん、高山さんが、銀座でグルメや買い物を楽しんだ。
番組冒頭「一年で一番いる場所。育ちも銀座なんですよ」と話す尾上さん。出演者が銀座で行きたい場所を事前にアンケート調査し、スタッフがスポットを厳選。「ロケ場所のアポも事前に取っています」というテロップの下、「街道旅」はスタートした。
銀座の街を歩きながら澤部さんがゲストに対して「お二人は初めましてなんですね」と問いかけると「そうですね」「はい」とやり取り。そんな話をしていると、目当てのお菓子屋さんに到着し、尾上さんは「私大好きな...」とテンションがあがった様子。高山さんも「私も大好き。来たことあります」と盛り上がりを見せた。
尾上さんが行きつけだという高級洋菓子店で3人は談笑。旅の「行き先」を決める中で、澤部さんが「時計屋入って買っちゃうっていう手もあるけどね」と話し、「俺はとんねるずさんに銀座で私買わされましたから」と笑いながら報告。値段を聞かれると「230くらいですかね」と淡々と伝えた。そんな中、高山さんが
「私絶対でもこれは、買ってもらいたものが1個あって...。財布を買ってもらいたくて...」
と伝えると、澤部さんが「キャバ嬢みたい」とツッコミ。対して高山さんは首を振りながら
「ジンクスあるじゃないですか。財布に。自分より収入の高い人に買ってもらう。今日せっかくなら買ってもらいたいなと思って」
と話した。「ああ」と尾上さんも頷きながら
「確かに、お財布は人からもらったほうがいい」
と話し、澤部さんも「俺も社長に買ってもらった。事務所の」と納得した様子だった。
そして高山さんは「思い出で今日は絶対買ってもらいたい」と話し、「財布選びでもしましょうよ」と尾上さんの一声に、「嬉しい」と喜びをあらわにした。
「死ぬまで使います」宣言に「絶対使えよ」
番組内では、尾上さんのガイドで「歌舞伎座」を巡った。高山さんは歌舞伎座タワー5階にある土産物店で、「役者ストラップ」を手に取り「バッグにつけようかな」と尾上さんとお喋り。その後は、歌舞伎座の歴史を当時の写真や模型とともに振り返った。
歌舞伎座を後にした一行は、尾上さん行きつけのキャンドルなどを扱うアロマショップへ。尾上さんがキャンドルを4万8400円分、爆買いする一面を見せた。
アロマショップを出ると、空は夕方模様に。尾上さんが「これ真っすぐ行くと、銀座のメイン通り。ブランドもたくさんあるし」と話すと、澤部さんが「あれ?ってことは、じゃあ財布は...」とポツリ。
高山さんも「はい。行きましょう。近くにあるってことですもんね」とワクワクした様子だ。
尾上さんも「ハイブランドだらけですよ」とメイン通りを指さしながら、「僕気分いいから、今ハイの状態の僕が行ったら」とこぼした。高山さんは拳をグーにしながら「今がチャンス」と笑みをこぼした。
好きなブランドは、との澤部さんの問いかけに「グッチの財布で今かわいいのがあって...」と話すと、番組ナレーターが「そんな高級ブランド店、撮影の許可は取ってませんよ」と画面越しにツッコミ。値段は、9万円だという。その後、澤部さんが「カメラここで待っててください」と念を押し、尾上さんは「財布買ってきます」と一言。カメラを背にしながら3人は店に向かった。
一行が戻ってくると、夕焼け模様を見せていた空は、薄暗くなっていた。
「はぁー。買っていただきました」と高山さん。グッチの紙バックを両手に持ちながら満面の笑み。
尾上さんが「10万しないぐらいですね」という財布の支払いは、澤部さんと概ね半々に払ったそうだ。尾上さんは「ちなみに僕は初対面ですから。初対面でこんなハイブランドを買うことは今後ないでしょうね」と話した。
高山さんが買ってもらったのはグッチの財布。パイソン柄の可愛らしい財布を手に持ちながら
「死ぬまで使います」
と宣言。その宣言に澤部さんは
「絶対使えよ」
とツッコミを入れていた。
放送をうけてツイッターでは、「羨ましい」「かずみんGUCCIの財布おめでとう」などの声があがっていた。