京本政樹が蒼井翔太が...! ブシロード「ROAD59-新世代任侠特区-」発表会を速報

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   ブシロードが提供する新しいメディアミックスプロジェクト「ROAD59-新世代任侠特区-」の発表会が2020年9月25日に行われ、主要キャストによる会見が行われた。このプロジェクトは男性キャラクターを中心とした「任侠エンターテイメント」で、2020年12月より舞台公演を先駆けて展開、その他にもメディアミックスがなされる予定である。

  • 左から木谷高明ブシロード取締役、京本政樹さん(結津万清信役)、君沢ユウキさん(八薙バクト役)、砂川侑弥さん(氷室ショウ役)、井上正大さん(皇賢誠役)、蒼井翔太さん(ベネディクト・ロレンツォ・ヴァザーリ役)、バロン山崎さん(司会)
    左から木谷高明ブシロード取締役、京本政樹さん(結津万清信役)、君沢ユウキさん(八薙バクト役)、砂川侑弥さん(氷室ショウ役)、井上正大さん(皇賢誠役)、蒼井翔太さん(ベネディクト・ロレンツォ・ヴァザーリ役)、バロン山崎さん(司会)
  • 左から木谷高明ブシロード取締役、京本政樹さん(結津万清信役)、君沢ユウキさん(八薙バクト役)、砂川侑弥さん(氷室ショウ役)、井上正大さん(皇賢誠役)、蒼井翔太さん(ベネディクト・ロレンツォ・ヴァザーリ役)、バロン山崎さん(司会)

SF×任侠で「熱い男たちの、熱い生き様を」

   「ROAD59-新世代任侠特区-」では近未来の東京にある架空の道路「国道59号線」の先にある架空の巨大人口島に築かれた街「天海区」を舞台に任侠の男たちが勢力争いを繰り広げる。登場する男性キャラクター「ジンギ」は仲間と血の盃を交わし、天海区の地下に潜むという「夜岐大蛇(やまたのおろち)の首」をめぐって争うことになる。この「ジンギ」の男たちは春雪(しののめ)組・狛狼(はくろう)組・黒条(くろじょう)組・PHOENIXの4つの組織に分かれて抗争を繰り広げていく。

   各組のメインキャラクターを演じるキャストは君沢ユウキさん(春雪組・八薙バクト役)、砂川侑弥さん(狛狼組・氷室ショウ役)、井上正大さん(黒条組・皇(すめらぎ)賢誠役)、蒼井翔太さん(PHOENIX・ベネディクト・ロレンツォ・ヴァザーリ役)という顔ぶれで、若手を中心に舞台や特撮ドラマで経験を積んだ俳優たちがそろう。

   さらに、春雪組の組長・結津万清信役としてベテラン、京本政樹さんも出演。25日の発表会にもシークレットゲストとして駆け付けた。

   これまで女性キャラクターものが多かったブシロードにとっては、「任侠」と「SF」は異例のコンテンツとなる。「イケメンの方々が来ているので、一見女子向けの作品に取られるかもしれませんが、熱い男たちの、熱い生き様を描きたい。人間が人間に惚れるような作品を描かせていただきたい」とブシロードの木谷高明取締役は意気込んでいる。舞台公演は20年12月24日~27日に東京・なかのZERO大ホールにて上演予定(蒼井さんは映像出演となる)。

個性豊かな任侠の若きリーダーたち

   春雪組・狛狼組・黒条組・PHOENIXのリーダーたちは20~30代の俳優が演じるが、さらに春雪組の組長・結津万清信として京本政樹さんが出演する。「今まで鉄砲玉みたいな役が多かったので、組長役は初めて」という京本さんだが、「自分が組長を演じる年齢になっていたのかと驚きましたが、風格を持って、若い人たちと競うよりは導いて、年なりの初の父兄役を」と、世代の異なるキャストとの共演に意欲を見せた。

   京本さん演じる結津万清信との掛け合いが気になる組の若いリーダー、八薙バクト役の君沢ユウキさんは、「昔の堅苦しい感じというよりは、今の感じの個性派集団なのかなとイメージをしておりますが、自然とリーダーとして(仲間が)集まってもらえるような、そういう男の魅力を感じてもらえるキャラクターになるように頑張りたいと思います」「内面からにじみ出る格好よさを持ち合わせているキャラクターだと思うので、それが届くように」と抱負を語った。

   伝統と格式を重んじ、関西弁を話す狛狼組の氷室ショウ役の砂川侑弥さんは「自分の役目を全うするまっすぐな男なんだろうなというのがあって、そこをどう表現していくか、見ていてください」と、繊細な演技への自信をにじませた。

   傲岸不遜で独裁的な黒条組組長・皇賢誠を演じるのは井上正大さん。京本さんから「僕が若いころからずっとやり続けた役に似てるよ」と評されて「悪そうに見える役ではありますが、物語をかき乱しそうなポジションでもありますし、今からこのキャラクターと向き合っていくのが楽しみになっております」と語る。京本さんの突っ込みに「僕は(皇賢誠のような)こういう人でないことだけ訂正しておきます(笑)」と反応しつつ、「髪が白い役は結構やってるんですよね。すごい親近感が湧く役だなと感じております」とキャラクターに親近感を抱いていたようだった。

   海外マフィア「PHOENIX」日本支部リーダーのベネディクト・ロレンツォ・ヴァザーリ役は蒼井翔太さん。「中身とか役柄っていうふうな感じでは蒼井翔太のイメージから程遠いところにあるんですけれど、きれいなものが大好きといった共通点を武器にしながら、これからワルイ顔に染まっていくのかなと、楽しみにしています」と語り、ビジュアル面でも「ロン毛さばきは任せてください」「ヒールを履いているので、何cmのヒールなのかも楽しみにしています。何cmでも来い!と」と美麗な衣装をまとうマフィア役への自信を見せた。

   本作にはさらに「夜岐大蛇の首」の封印にまつわる少女や、氷室ショウの姉妹など女性キャラクターの存在もほのめかされ、これらも順次詳細を公開予定である。

あの大物ミュージシャンも楽曲提供「闇を打ち破る」

   主題歌「Exterminate」はGACKTさんが提供。ビデオメッセージで「自分たちの人間の感情をむき出しに生きていた先にドラマがあり、多くの感動があるんじゃないのかなと思います。本当の意味でぶち壊す、闇を打ち破る、そんな思いで今回の曲を仕上げました」とコメントを寄せた。

   様々なバックグラウンドを持つベテランと若手が集まり、「どの役がどう人気になっていくのか楽しみ」(京本さん)というプロジェクトが今冬から始動する。

(J-CASTニュース編集部 大宮高史)

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