ジャニーズ事務所は関ジャニ∞の大倉忠義さんが新型コロナウイルスに感染したことを2020年9月24日に公式サイト上で発表した。
大倉さんは3月に自身のラジオ番組の最終回で新型コロナの感染拡大防止を訴えるなど、その危機意識の高さがファンに知られていた。それだけに「注意喚起もしてくれてたのにそれでもっていうのがつらいな...」と、ファンの間ではショックが広がっているようだ。
3月の「自粛疲れ」に警鐘鳴らす
事務所によれば、大倉さんは9月20日夜に倦怠感を覚え、21日朝に発熱。PCR検査を実施したところ、23日に陽性であることが判明した。今後は保健所の指導により、9月20日から10日間の療養期間を目安に経過観察となる。また、関ジャニ∞の丸山隆平さんとマネージャー1人が大倉さんの濃厚接触者とされたが、PCR結果はいずれも陰性だったとしている。
大倉さんの感染を受け、主演を務めるドラマ「知ってるワイフ」(フジテレビ系、21年1月放送開始予定)の撮影が中断となったことが報じられている。
大倉さんはメディアを通じて新型コロナの感染拡大防止を早くから訴えてきた。20年3月28日〜29日放送のラジオ番組「オールナイトニッポンサタデースペシャル 大倉くんと高橋くん」(ニッポン放送)では、5年間続いた番組の最終回にもかかわらず、放送開始直後から「僕が言うのもなんだけど、僕たちが喋ることによって、聞いてくれる人に伝えられる場所はここしかない」として、人々に危機感を持つよう促した。
「周りにかかっている方がいらっしゃらなかったら、危機感も持てない。その気持ちもわかる。でも、なんでこんだけ『自粛』ってなってて、テレビでも『自粛疲れ』って言って、桜見に行っている人がいたりとかなってるけども、果たして疲れている場合なのかと」