供述に矛盾か 今後、どうなる?
一方、先出の警視庁詰め記者によれば、山口氏は24日になってこうした供述の一部を翻したという。
「供述では『自宅で焼酎をロックで5、6杯飲んでから寝た』ということですが、呼気から基準の5倍のアルコールが検出されたのは翌朝の事故時です。いくら何でも検出されたアルコール量が多過ぎです。捜査員は供述に矛盾があるとみていて、捜査を続ける必要があると見ています」
ツイッターでは、薬物の影響を疑う投稿も相次いでいるが、警視庁詰め記者はこれを否定する。
「報道各社から『薬物は検出されたか』という質問はありましたが、警視庁は明確に『検出されていない』と否定しました。実際、捜査は交通捜査部門が担当しており、薬物捜査を担う組織犯罪対策部は関わっていません」
「釈放後の家宅捜索は、事件の悪質性に鑑み、今回の件を任意捜査でも立件するつもりがあるからでしょう。今後、在宅のまま起訴する事態はあり得ます。また警視庁としても、『元芸能人だから釈放した』と批判されないよう、強い姿勢をアピールする狙いもありそうです」