世界2階級制覇は当然のようなコメントが...
スーパーバンタム級での実績がないまま世界戦のリングに上がるネリ。当初、アラメダ戦はWBC世界スーパーバンタム級の挑戦者決定戦として行われる予定だったが、同級王者レイ・バルガス(メキシコ)が足を負傷したため急きょ王座決定戦に変更となった。対戦相手は世界6位のアラメダのままで、ネリに世界戦のチャンスが転がり込んできた。
ネリと王座を争うアラメダは、世界的なボクサーとの対戦はないものの、プロデビュー以来無敗の25勝連勝中(13KO)だ。これまでのネリの言動からネリはアラメダを「格下」とみているようで、自身の世界2階級制覇は当然のようなコメントが見られる。今回もアラメダ戦の勝利を前提とした発言だった。
バンタム級時代に体重超過の失態を犯したネリに関しては、階級を1つ上げても体重超過の疑念がまとわりつく。「アラメダを倒して2階級を制覇した後、次にフィゲロアと戦い無敗のまま世界タイトルを取る」と野望を口にするネリ。果たしてネリのボクシングがスーパーバンタム級で通用するのか。26日のタイトル戦に注目が集まる。