お笑いトリオ・四千頭身の後藤拓実さんが飲料などに印字されている「よく振ってお飲みください」の文字の大きさについて、ツイッターで「要望」を投稿し、反響を呼んだ。
ファンからは「めっちゃ分かる」といった共感が数多く寄せられている。そこで、J-CASTニュースは飲料メーカー大手に「よく振ってお飲みください」という注意書きのルールなどについて質問した。
「表示義務事項など記載すべき項目が多岐に...」
後藤さんは2020年9月14日の朝に
「『よく振ってお飲みください。』 この文字もう少し大きく書いてもよくないですか? おはようございます」
とツイート。市販されている飲料の容器などで目にすることのある注意書きだ。が、確かにうっかりそのまま飲み始めてしまい、途中で気づく、というのは時々ある話である。このジョークに、
「それめっちゃ分かる笑 開けてから書いてるの気付いてあ...ってなる」
「そう思う商品よくありますよね」
「あの字の小ささは振らせる気無いよね」
という共感の声が続出し、ツイートには1万件以上の「いいね」が寄せられている。
J-CASTニュースはこの注意書きについて、「文字の大きさや色などにルールや基準は存在するのか」「後藤さんのツイートのように、顧客から『もう少し大きく書いても』といった意見・要望が寄せられることはあるか」という2つの質問を各社に寄せた。
緑茶飲料の「伊右衛門」などで注意書きを行なっているサントリー食品インターナショナルの広報担当者は
「『よく振ってお飲みください』の文字表示については、容器に表示義務事項など記載すべき項目が多岐に亘(わた)る中で、商品毎に清涼飲料としての美味しさ、楽しさ、豊かさなどを表現するデザインとの全体バランスを考慮しつつ、お客様に『よく振ってお飲みいただく』ことができる限り伝わるよう、大きさ、色など工夫をして記載しております。その上で、お客様が読みづらいなど、ご不便の声があればご意見を取り入れ改善に努めて参ります」
と回答。また、文字の大きさについて「お客様センターにご意見、ご要望はいただくことはあるようです」とし、商品開発者にフィードバックをしているとした。