シンプルなのに刺さる... マスク社会の今、SNSで支持された「エテュセ」の化粧品広告

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広告撮影の裏話

   エテュセによれば、近年はワントーンカラーのファッションが流行しており、今年はそれがさらにアップデートされた「ニュアンスワントーンコーディネート」が注目されているという。これは、色だけでなく素材違いやグラデーションのニュアンスを取り入れたワントーンコーディネート。同社では、今秋「2020.Autumn Collection」のテーマを「ニュアンスワントーンスタイル」と打ち出し、その色使いをメイクパターンにまで反映したスタイルを提案した。広告は5種類展開されている。

「『ニュアンスワントーンスタイル』とテーマを置き、さまざまなカラーバリエーションのビジュアルを打ち出すことでその日に楽しみたいカラーを見つけて秋のスタイルを楽しんでいただきたいというメッセージを込めています」

   今回、商品開発・広告等におけるトレンド監修を行ったのは、阿保麻都香さん。国内外ファッションショーなどで活躍する資生堂グループのヘアメイクアップアーティストだ。アートディレクターは、吉田ユニさん。ラフォーレ原宿、LUMINEのビジュアルや、木村カエラや星野源のCDアートワーク、渡辺直美プロデュースのブランドPUNYUSのアートディレクションなどを務めたことで、若い女性から高い人気を誇る。

   エテュセによれば、広告制作の際にはスカートの形の表現で試行錯誤したという。

「アートディレクターの吉田ユニさんより、ラフをご提出いただいた時点でマーケティングチームでも話題になっておりました。インパクトとメッセージの強さに感動しておりました。実際の撮影では、スカート部分がリップに見えるようにするための試行錯誤が続きました」

   そしてエテュセは、広告などで話題となった「リップエディション(ティントルージュ)」がとても好評だと述べた。

「マスク着用が日常になり、リップメイクから遠のいていた方も久しぶりにリップをつけたというお声もいただいております。蛍光ピンクのならない自然な血色感が続くティントリップとしてご好評いただいております。マスクの時に少し時間を置いてからティッシュオフしておくと色持ちしやすくなります」
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