iOSで「HUAWEI」翻訳したら...「亡き者」「ばか」 最新アップデートに「バグなのか意図的なのか」

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   米アップルはiPhoneなどのiOS端末に向けたOSのアップデートとして、2020年9月17日(日本時間)に「iOS14」をリリースした。

   再設計された「ウィジェット」などと共に、新たに「翻訳」アプリが搭載されるようになったが、この翻訳機能に「HUAWEI」などと入力すると奇妙な和訳になるとして話題になっている。

  • iOSアプリで「HUAWEI」を翻訳すると「亡き者」に
    iOSアプリで「HUAWEI」を翻訳すると「亡き者」に
  • iOSアプリで「HUAWEI」を翻訳すると「亡き者」に

「バグなのか意図的なのか」

   「HUAWEI」といえば、中国の通信機器最大手「華為技術(ファーウェイ)」の英語表記だ。近年では米トランプ政権がファーウェイ製品の「排除」を呼びかけており、15日にもファーウェイへの半導体輸出の規制を発効した。

   そんな「HUAWEI」をiOS14の翻訳機能で日本語に翻訳すると、「亡き者」などと表示されるとしてリリース後からネット上で話題になっている。J-CASTニュースはiOS端末のアップデートを行い、18日に実際に試してみた。翻訳アプリの「英語」には「アメリカ」版と「英国」版の2種類が存在する。

   「アメリカ」英語で入力し、和訳をしたところ、「HUAWEI」の場合は「亡き者」、「Huawei」もしくは「huawei」の場合「ばか」という翻訳結果が確認できた。

   また、同様の現象はイタリア語・スペイン語・ドイツ語・フランス語から翻訳した場合でも生じた。ただし、「英国」版の場合、なぜか「HUAWEI」は「めちゃくちゃに」、「Huawei」や「huawei」の場合は「フワエイ」と翻訳される。また、英語から日本語以外の言語に翻訳した場合はそれぞれ「HUAWEI」「Huawei」など、そのまま表示されるか、似たような発音をする表記に翻訳される。

   この奇妙な現象に、ツイッター上では「バグなのか意図的なのか」「HUAWEIに対して失礼では」「恐ろしや、、、」といった反応が上がっている。

   J-CASTニュースはこの現象について18日午前にApple Japanの広報部に取材を申し入れたが、18時現在返答はない。

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