ソニー・インタラクティブエンタテインメントの新型ゲーム機「プレイステーション5」(PS5)の予約販売が2020年9月18日、一部通販サイトなどで始まったが、悪質な出品者が出現している。
「悪徳業者に気をつけるんだぞ」
PS5は高精細な画像処理やロード時間を高速化するSSD(記録媒体の一種)などを搭載していることが特徴。11月12日に発売する。価格はディスクドライブ付きのモデルが4万9980円、ディスクドライブのないデジタルエディションが3万9980円。
18日朝10時から一部通販サイトなどで予約が始まったが、サーバーがダウンするサイトが出るなどアクセスが殺到し、「争奪戦」の様相を呈した。
大手通販サイト「アマゾン」でも予約販売をしたが、瞬く間に在庫切れとなった。ところが、現在も予約を受け付けている。ソニーとは無関係とみられる業者が、出品サービス「マーケットプレイス」を利用し、25万~50万と定価をはるかに上回る価格で出品しているためだ。
出品予定は11月12日となっており、転売で儲ける狙いがあるとみられる。ツイッター上では、間違えて購入してしまったと報告するユーザーが複数見つかる。あるユーザーは「注文履歴からはキャンセル不可になってたが、カスタマーサービスのチャットで『間違えたのでキャンセルして欲しい』て伝えたら秒で対応してくれた。みんなはちゃんと確認して、悪徳業者に気をつけるんだぞ」と呼びかけている。
amazonのマケプレでPS5予約したんだけど、よく見たら35万で草生えた。注文履歴からはキャンセル不可になってたが、カスタマーサービスのチャットで「間違えたのでキャンセルして欲しい」て伝えたら秒で対応してくれた。みんなはちゃんと確認して、悪徳業者に気をつけるんだぞ。 pic.twitter.com/HLwaSnnmD2
— よこやま (@YOKO_vermillion) September 18, 2020