男性は、「なかなか寝なくて感情的に」と動画で釈明して謝罪
この騒ぎを受けて、配信者の女性は、自らのチャンネルで男性の行為を謝罪する動画を改めてアップした。
男性が男児のおでこに肘打ちをしたのは事実だとし、自らはそのとき、赤ちゃんが起きたので、配信のカメラをリビングに置いたまま、キッチンにミルクを作りに行っていたとした。
男児の顔にケガはなかったとし、日常的にこのような行為はないと説明した。児童相談所にはきちんと話すというが、「私にも責任はあります。見てなかったと済まされない」として、「本当に申し訳ございません」とお詫びした。
続いて、肘打ちをした男性も、動画に顔を出し、「寝かせようと思って、横にならしてたんですけど、なかなか寝なくて」と理由を説明した。しかし、その行為については、「感情的になってしまって、すいませんでした」「二度とないように気をつけます」と謝罪した。男児を片手で吊るすような形になったのは、男児が食べた納豆まみれになっていたからなどとした。
そして、2人そろって、「すみませんでした」と頭を下げた。
男児への肘打ち行為について、女性が住む自治体の児童相談所の所長は9月17日、「現在、児童相談所で対応しています」とJ-CASTニュースの取材に答えた。それ以上は、個人情報保護などから答えられないとした。
地元自治体の子育て支援課長は同日、男児について連絡が来ていると取材に答え、児童相談所に協力して対応していることを明らかにした。「どういうことであれ、子供に暴力を振るうのは虐待に当たります。できることは、やっていきたいと思っています」と話した。
地元の警察署では、問い合わせが来ているとして、「事案については承知しており、適切な対応を進めています。捜査中の案件ですので、捜査の中身についてのコメントは差し控えさせて下さい」と取材に答えた。
J-CASTニュースでは、ツイッターを通じて、動画を配信した女性にも取材を申し込んでいる。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)