「撮影者」としての池田エライザはすでに誕生していた
女優としての活動に加え、映画監督としてのキャリアも踏み出した池田さんだが、その「撮影する」という作業に関しては、動画と静止画の違いこそあれど、すでに作品を世に送り出していたのだ。2月17日に発売された「週刊プレイボーイ」(2020年第9号)で池田さんは、女優の柳ゆり菜さん(26)のグラビア写真の撮影を担当。表紙を含め11ページの巻頭特集という大役を果たしていたのだ。
同誌には撮影について語る池田さんと柳さんの対談形式のインタビューも掲載。そこで池田さんは、同誌での撮影がカメラマンとしてのデビューだったことを明かしつつ、撮影について、「女性が撮るからといってかわいいガールズフォトばかりじゃ面白くないですよね」と、「カメラマン」としてこだわりを持って撮影に臨んだと説明しつつ、「何より『女優・柳ゆり菜』を撮りたいと思ったんです」と、芸術性を意識しつつ撮影したことを明かしているのだ。
翻って、12月4日に公開される「夏、至るとき」で監督デビューを飾る池田さんだが、女優としてはもちろん、「カメラマン」と「映画監督」という「撮影者」としても、そのあふれんばかりの才能が開花し始めているようだ。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)