ソニー・インタラクティブエンタテインメントが新型ゲーム機「プレイステーション5」(PS5)の発売を2020年9月17日に発表したことを受け、ツイッター上でも様々な反応が出ている。
3万9980円(以下、税別)から買えるという価格の手頃さに驚きの声が聞かれた一方で、「予約戦争」や「転売」への懸念も目立った。
「サーバーダウンしないか...」「また転売ヤーが蔓延るのかと思うと...」
PS5は高精細な画像処理やロード時間を高速化するSSD(記録媒体の一種)などを搭載していることが特徴。日本では9月18日から予約を開始し、11月12日に発売する。価格はディスクドライブ付きのモデルが4万9980円、ディスクドライブのないデジタルエディションが3万9980円。
前代のPS4から7年ぶりとなる後継機の登場。ツイッター上で注目されたのは、3万9980円から買えるという手頃さだ。そのスペックの高さに対する価格設定としては「安すぎる」という声や、2006年当初、6万2790円での発売を予定していたPS3(20GBモデル、発売時は4万9980円へ引き下げられている。いずれも税込で、当時は税率5%)を引き合いに出すツイートもあった。
魅力的な価格設定の一方で、懸念の声も聞かれた。予約はさっそく18日朝10時から取扱販売店やECサイトで始まるが、「明日からって急だよなぁ...」「準備してねぇまずい」と突然の発表には困惑の声が。また、「朝から行列できそう」と店の混雑を心配する声や、「サーバーダウンしないかだけ心配」と予約サイトのトラブルを心配する声もあった。
そして、中でも目立ったのは「転売」への懸念だ。コロナ禍においては、PS5のライバル機であるニンテンドースイッチの品薄、高額転売が問題視されてきた。こうした背景から、
「また転売ヤーが蔓延るのかと思うと気が重いな......」
「絶対に転売からは買わないぞ...!!」
と「転売ヤー」の発生を警戒する声が聞かれている。
PS5の発売発表を受け、日本のツイッターでは「安すぎ」「予約戦争」「転売ヤー」といったワードが午前中からトレンド入りした。