2020年夏の都知事選で注目を集めた政治活動家・YouTuberの後藤輝樹氏が2020年9月15日、衆院選が実現した場合、菅義偉氏と同じ選挙区から出馬する可能性に触れ、「ガースーに後藤輝樹ぶつけるのオモロいやんか」とツイートしている。
「政見放送できない上に300万円かかるし、実現難しい」と本音も
「トランスヒューマニスト党」の政治活動家・YouTuberの後藤輝樹氏が9月15日、自身のツイッターを更新。「ガースー、うちの選挙区なんだけど、ガースーが総理大臣になったら、ワンチャン、衆院選あるよな。ガースーに後藤輝樹ぶつけるのオモロいやんか」とし、自民党の新総裁である菅氏との直接対決に意欲をうかがわせた。
2020年9月16日に首相に就任する見通しとなった菅義偉氏は神奈川2区(横浜市西区・南区・港南区)選出。後藤氏は2019年には横浜市南区から神奈川県議会選挙に出馬した経験がある(落選)。
しかし、「政見放送できない上に300万円かかるし、実現難しい。マジ、日本の選挙は終わっとる。こんな選挙制度じゃ日本社会を変えるのは困難」と続け、「選挙の供託金が無ければ、衆院選に立候補するのにな」と本音も吐露。「金持ちと25~30歳以上じゃないと選挙に出れない...(中略)...だけど(国民は)行動は起こさない」とし、現代政治への持論を展開した。
ファンからは「困難とは言うが不可能とは言わない男言い方が上手い」「本当に国を変えそう」という応援のリプライも届いている。
後藤氏は2020年夏の東京都知事選挙において、アニメキャラクターのコスプレをし「後藤輝樹が命じる 私に投票せよ」のキャッチフレーズを載せた選挙ポスターで注目を集めた。なお、後藤氏は2016年の都知事選でも過激な発言とされ政見放送の音声をカットされるなど、度々話題となっている。