ネット上の批判には、「生い立ちを差別しようと思ったことはない」
小川氏は、翌9月15日の立憲民主党結党大会で開会宣言を行ったが、ツイッターでは、「政権の受け皿づくりに全力を尽くします」とその紹介をするとともに、BS番組での発言についても動画などで釈明した。
動画では、「少し真意が十分伝わらなかったことをお詫びします」と前置きして、こう述べた。
「私は、人の生い立ちを差別しようとか、区別しようとか思ったことは一度もありません。ただし、この国の内閣総理大臣、最高権力者が自分の経歴を正しく説明するかどうかは、極めて重要だと思っています。例えば、菅さんに関しては、叩き上げ伝説、庶民派伝説が随分と出来上がってますが、貧しい農家だったのか、裕福な農家だったのか、そして集団就職で来られたのか、あるいは単独で来られたのか、そして、政治家に血縁者はいないのか、それともお父さまは町議会議員であられたのか、億円単位の政治資金、それから億は下らないという横浜の高級マンションにお住まい、どっちでもいいんですよ。どっちでもいいんですが、盛ったり、ウソをついたり、あるいは伝説をことさらに作るのは間違ってると。特に、最高権力者の場合は、という趣旨で申し上げました」
そのうえで、小川氏は、こう結んだ。
「十分真意が伝わらなかったことはお詫びしたいと思いますが、その前提で、しっかり信頼に足る政治を行っていく第1歩だという思いは変わりません」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)
今日はノック以外の動画です。党大会で開会宣言を担当します。政権の受皿づくりに全力を尽くします
— 小川淳也 (@junyaog) September 15, 2020
昨日のBS、私は人の生い立ちを差別、区別しようと思ったことは一度もありません。ただ最高権力者が自らの生立ちを語るには、叩上げ伝説や庶民派伝説をも等身大で正確に語る必要があるということです pic.twitter.com/fjwbfcoy5M