「大量の虫が生きたまま出てきました」 人気のマイプロテイン「異物混入」動画が拡散...販売元が謝罪

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   日本でも大人気の英プロテインブランド「マイプロテイン」の商品に異物が混入していたとして、販売会社は2020年9月15日、「大変ご迷惑をおかけいたしますことを心より深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

   同ブランドをめぐっては、プロテインバーに虫やダニのようなものが大量に付着していたとの報告がSNSで拡散し、不安視する声が広がっていた。

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「茶色の米粒くらいの虫と、その幼虫らしきもの」

   マイプロテインは英国のハットグループが製造・販売する。低価格を強みに110か国以上に展開し、日本でも16年から公式通販サイトを始めた。

   日本経済新聞の9月6日付ウェブ記事「盛り上がる筋トレ市場 『黒船』企業も日本に熱視線」では、ハットグループは日本で存在感を高めている「黒船」企業として紹介されている。同社が公表するレポートによれば、マイプロテインの日本での売上は2016年が100万ポンド(約1億3500万円)に対し、2019年は7600万ポンド(約103億円)と急成長している。

   異物混入が報告されたのは、20年9月11日。プロテインバー「カーボクラッシャー」を購入した都内在住の20代男性がツイッターで、「大量の虫が生きたまま出てきました。茶色の米粒くらいの虫と、その幼虫らしきもの、白いダニのようなものまで」と投稿した。

   添付された写真と開封動画では、菓子全体に白い粉のようなものが大量に付着しており、動画ではそれらが動き回る様子が確認できる。一目でわかるほどの大きさの虫と幼虫らしき物体もいた。

   取材に応じた男性によれば、公式サイトで商品を購入したのは8月25日、自宅に届いたのが9月1日、開封日は9月7日。12本入りを買い、4本目を食べている最中に虫に気づいた。半分ほど食べてしまい、急いで吐き出した。

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