プロ野球のDeNAは2020年9月13日、横浜スタジアムで中日と対戦し2-3で敗れた。先発・大貫晋一投手(26)が6回7安打3失点と試合を作り7回から継投に入った。打線は初回、4回と1点ずつ返し1点差まで迫ったが逆転ならず。接戦を落としたチームはこれで首位・巨人とのゲーム差が「11」にまで広がり、46試合を残して自力優勝の可能性が消滅した。
5回無死2塁の好機生かせず...
初回、先発・大貫が中日打線につかまった。先頭・大島洋平外野手(34)に内野安打を許し続く平田良介外野手(32)を四球で歩かせた。無死1、2塁のピンチでソイロ・アルモンテ外野手(31)にタイムリーを打たれ1失点。なおもピンチは続き、無死1、3塁からダヤン・ビシエド内野手(31)に犠牲フライ。この回2点を失い、3回には平田にソロ本塁打を浴び3回までに3点を失った。
打線は2点ビハインドの初回、ネフタリ・ソト内野手(31)が、中日先発・吉見一起投手(35)のスライダーをレフトスタンドに叩き込んだ。4回には頼れる4番・佐野恵太外野手(25)のツーベースでチャンスを作り、1死1、3塁の場面で柴田竜拓内野手(26)がライト前にタイムリーを放ち1点差に詰め寄った。さらに1死1、2塁とチャンスが続いたが得点することが出来なかった。
この日悔やまれるのが1点ビハインドの5回の攻撃だろう。1番打者から攻撃が始まるチャンスに先頭・梶谷隆幸外野手(32)がツーベースで出塁。2番タイラー・オースティン外野手(29)はサードライナーに倒れ、3番ソトは死球で歩き1死1、2塁で佐野を迎えた。4番のバットに期待がかかるも佐野はショートフライ、5番・宮崎敏郎内野手(31)はライトフライに打ち取られ、無死2塁の好機を生かせなかった。