「優柔不断ぶり」を生かしてキャスティングに...
新しいスタートを切る絶好の機会だったはずのラジオ出演だったが、歯切れの悪さは否めなかった今回の東出さんの出演。また、放送を聞いたリスナーからも「あーせっかく楽しい番組だったのに東出さんなんか来なきゃ良かったのになぁって思うんですけど」といった声が上がるなど、東出さんの詰まり気味の声など聞きたくなかったとするツイートが飛び出すなど、まだまだ東出さんを許さないとする声は根強い。
ただ、これらを見ていくと、今後、東出さんは、この「歯切れの悪さを生かして」芸能界で生き残っていくのではないだろうか。というのは、東出さんが歯切れが悪かったのは、何も今回が初めてではないのだ。3月に開いた記者会見では回答の際に10秒前後押し黙るシーンが何度もあったほか、終始、目は泳ぎ気味。さらには、妻である杏さんと不倫相手の唐田さんのどちらが好きかとの質問にはやはり即答できず、「申し訳ありませんがお答えできません」と言葉を濁すなど、その「優柔不断ぶり」が目についたのは記憶に新しい。
これらを総合すると、東出さんはいっそのこと、その「優柔不断ぶり」をそのままキャラクターとして利用し、ドラマや映画に出演するさいには「優柔不断な男」の役でキャスティングされるよう、みずからの「個性」を強調していくべきではないだろうか。ラジオ番組中でやしろさんが言っていた「とんでもない俳優」というのが、東出さんの個性を利用したものを想定した上での発言だったようにも感じられるのは、あながち気のせいではないようにも思える。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)