「我々は疑問に思っている。なぜそこに至ったのか」
23周目、単調なチャレンジに変化が訪れる。「友人から非常食をいただきました!!」(11時21分)と幼児向けビスケットの差し入れがあったのだ。この後も「チャリティTシャツ」「栄養食」といった差し入れをもらうなど、チャレンジ達成へ向けて強力なサポートを得る。
そして12時20分頃、衝撃の事実を知る。千葉のラジオ局「bayfm」の生放送番組「YAMAMAN presents MUSIC SALAD FROM U-kari STUDIO」で、リスナーから「ツイッターで『山万20時間耐久』って、何周もしている人がいて面白い」というお便りが寄せられたのだ。番組は、奇しくも山万株式会社がスポンサーを務め、ユーカリが丘にあるスタジオで生放送をおこなっていた。
番組パーソナリティーの能登有沙さんもこの情報をキャッチしていたようで、「私がしゃべっているスタジオの後ろに走っている線があって、このこあら号(車両の愛称)くんに乗り続けている猛者がいるらしい。我々は疑問に思っている。なぜそこに至ったのか。ぜひ教えていただきたいと思います」と興奮気味に話した。
これを知ったひがし(らすかる)さんは「!?!?」と驚きつつも「bayfmさんが生きる力と勇気をくれたんだ」(12時34分)と、前向きな気持ちになったことを明かした
山は立て続けに動く。13時42分には山万の副社長からスポーツドリンクの差し入れがあったことを報告。山万の社員からは「非冷房ですので体調には十分ご留意ください」と言葉をもらったという。その後も駆け付けたフォロワーなどから多くの差し入れをもらい、38周目(16時23分)には鞄の中の飲み物が5リットルに達したことを伝えた。