2020年9月8日、女優・多部未華子さん(31)主演ドラマ『私の家政夫ナギサさん 新婚おじキュン! 特別編2Hスペシャル!』(TBS系)が放送された。ナギサさん(大森南朋さん=48)のメイ(多部さん)に対する「お願いごと」に、多くの共感が集まっている。
28歳独身キャリアウーマン女子と、「癒し系」おじさん家政夫という異色の取り合わせが話題になった同ドラマ。最終回の世帯平均視聴率が19.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という数字を叩き出すほどの人気に応え、今回スペシャル版として、2人の新婚生活が描かれた。
靴下、お風呂、弁当箱...
結婚から約1カ月経ったある日、2人は日頃溜まったうっぷんをぶつけ合って朝から大喧嘩。ナギサさんはメイに対し、「靴下は表にして洗濯に出す」「風呂から出たら換気をする」など、家庭生活における「当たり前」を要求する一方、メイは「朝から細かくない? 私がそういうの苦手なこと知ってるじゃん!」と真っ向から対立する。そのまま喧嘩別れをするが、次第に冷静になり、互いに帰ったら謝ろうとしていた。
帰宅後、メイは「甘えてました。私も変わっていかないと」「急には難しいかもしれないですけど、徐々に徐々に...」と、反省の意を伝えると、ナギサさんは「私は家事が好きですし、負担になっているわけではありません」とやさしく返答する。
その後、2人のルールとして、「靴下は表にして洗濯に出す」「風呂から出たら換気をする」「弁当箱は食器を洗う前に出す」「家を出る時はエアコンを切る」等の約束事を改めて確認。その後のシーンでは、メイが靴下を表にすることには成功するものの、食べ終わったお弁当箱を出すことは失敗し、「セーフ、ですよね?」「アウトです!」など仲良くやりとりする光景が繰り広げられた。
「ナギサさんて普段言えないことを代弁してくれてるんじゃ」
ナギサさんの細かくも当たり前な要求に、視聴者からは、
「我が家見たことあるんか? くらい、よく言ってるセリフだな」
「靴下にお弁当箱、マジでウチの中2息子にお母さんが注意してるのと一緒」
「全部親から言われてる」
「ナギサさんて普段言えないことを代弁してくれてるんじゃ。メイは、実生活の子供や、パートナーとか対してか?」
「うちの旦那と同じ(笑) 開いてシンクに置くまでお願いします。笑」
などと、「あるある」ネタとして共感を呼んでいる。
各社の報道によれば同スペシャル版は、世帯平均視聴率14.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録している。