伊勢谷友介、経営企業は「大幅赤字」 社会起業家として名声も...大麻逮捕で相次ぐ危惧

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   俳優の伊勢谷友介容疑者(44)が、大麻取締法違反の疑いで逮捕されたことが2020年9月8日、分かった。各メディアが報じた。

   SNS上では、伊勢谷氏が代表取締役を務める「株式会社リバースプロジェクト」(東京都港区)の今後について心配する声が相次いでいる。

  • 伊勢谷氏の公式サイトより
    伊勢谷氏の公式サイトより
  • リバースプロジェクトのオンラインショップで販売する商品
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「リバースプロジェクト大丈夫かな?」

   伊勢谷氏は俳優に加え、「社会起業家」の顔も持っていた。

   「人類が地球に生き残るためにはどうするべきか」をビジョンに、09年に設立。社会貢献を軸に事業展開し、登記簿では、「広告代理業」「タレント・アーティストの育成マネジメント業務」「通信販売業務」「旅行業の企画」「日用雑貨品の製造」「農産物、畜産物、海産物等の加工商品の企画」「各種セミナーの企画、運営」など22の事業目的を記載している。

   具体的には、環境に配慮した雇用制服を広めるプロジェクト「全日本制服委員会」として、ガソリンスタンド従業員の制服を手がけたほか、大塚家具との共同ブランド「アン・ティーク ニューティーク」では、買い取った古い家具をクリエイターがアレンジして販売するなどしていた。

   一方、直近の業績は芳しくなかった。18年10月期は売上高約1億7000万円、純利益150万円と黒字だったものの、翌年度は売上高約1億5000万円に対し、純利益は約2600万円と大幅な赤字を計上した。

   民間審査会社・リスクモンスターの信用格付では、6段階評価で最下位。事業規模に対する借入額の多さなどが指摘されている。

   伊勢谷氏の逮捕を受け、SNS上では「リバースプロジェクト大丈夫かな?」「早くからSDGs(持続可能な開発目標)に取り組んでて、素晴らしいと感心してたのに」「リバースプロジェクトに共感を持って見ていたから、逮捕は凄いショック」と、会社への影響を心配する声が相次いでいる。

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