「ガチバカ出てた時は渡辺夏菜だったね」
これら、大きな驚きをもって迎えられた夏菜さんの本名だが、その一方で、夏菜さんの本名が「渡辺夏菜」であることを知っていたとする声も、一部視聴者から上がっている。そして、その声に共通するのが、夏菜さんのデビュー直後の作品名を挙げつつ、別段驚くことではないとする声だ。
夏菜さんは2006年に放送されたドラマ「ガチバカ!」で女優デビュー。この時、同作に出演した際に、夏菜さんの名前の表記は本名の「渡辺夏菜」だった。同作は俳優の高橋克典さんが主演する学園物のドラマだったが、夏菜さんは高橋さん演じる教師が担任を務めるクラスの高校3年生の役を演じており、その際の髪型はロングヘアーだった。この事実を知る視聴者からは、「ガチバカ出てた時は渡辺夏菜だったね」といった指摘がネット上に飛び出したのだ。
なお、「かみひとえ」で「売れなかったんで夏菜に改名しました」とぶっちゃけた夏菜さんは2006年の「嫌われ松子の一生」(TBS系)にも、やはりロングヘアーの髪型で出演。さらには、2009年に「夏菜」に改名し、その後、2011年公開の映画「GANTZ」に出演し、さらには2012年後半のNHK朝ドラ「純と愛」では主演を務めるなど、快進撃を始めたことで知られている。
これら、鳴かず飛ばずの時代の後に大ブレイクを迎えたことについて、夏菜さんはこれまでに雑誌のインタビューなどで、改名と同時期に髪型をショートカットにしたことで気持ちを切り替えることが出来たと説明しており、夏菜さんのファンの間では大きな転換点として知られている。